
先日チェルニー練習曲の是非についてのブログをお送りしましたが、今日はそのチェルニーの50番をご紹介
することにします。
14番、28番がわたしのお勧めの曲です。
左右の違いこそありますが、難易度の高いアルペジオの練習曲になります。
4/4,3/2の拍子になります。
まずはそこで拍子についての理解が求められます。
4/4拍子とは、一小節に4分音符が四拍ある曲が4/4拍子とされます。
3/2はといえば、一小節に二分音符が三拍ある曲のことをいいます。
その辺のことはもっぱら基本事項です。
そして14番、28番ともに主旋律伴奏型です。
50番ともなれば主旋律伴奏型の伴奏のパートが大変レベルの高い曲となります。
レベルが高いということはその曲を一曲でもマスターしさえすれば似たような曲なら
対応が自然と出来ているということです。
つまりそれがチェルニーの醍醐味ということです。
難易度の高い曲を一曲でいいので自分の好みで選んでそれを毎日のように明けても暮れても
頭から離れないようになるまで弾きこみます。
もうこれ以上は無理というまで弾き込んだらしばらくはピアノから距離をおきます。
そして2,3日経ったらまたピアノに向き合います。
すると不思議なことに難しかった曲が弾けるようになっています。
このことはわたしの経験から言っていることですが良かったら真似してみてください。
要するにそれはメリハリのある練習ということでしょうが。
わたしの言いたいことが分かる人はピアノのレベルが一定の水準以上の方だと思いますが。
長くなりましたが今日はこの辺にします。

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