
先日に続き本書をお勧めします。
著者はチェルニーの現代的意義を語っています。
結論から言えばチェルニーは三十番、五十番といえども全曲練習しなくても目的意識を持って抜粋による
自主的な活用で意味をなし、音楽の本来的な要素である「好き」と「楽しい」を重んじ、その上での
「テクニックの習得」は可能であり両者の両立も可能であるということです。
自分なりに選曲をしてチェルニーが求めているテクニックの適度な反復練習による習得を目指して日々の
練習曲のカリキュラムに加え、技術の向上に役立ててみてください。
あくまでも五十番は三十番の発展形だという認識の下に。(元は同じという意味。)
そういう意味でわたしは本書を購入し参考にされることをお勧めします。

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