
バイエルがひと通り済んだ人は次にやるべき楽曲に悩むことだと思います。
候補としてはブルグミュラーかソナチネかといったところでしょうか。
ブルグミュラーはどちらかと言えば小品が多いです。
体系的にソナタの小さくなった曲がソナチネですからピアニストの皆さんの好みによりますが、大人びた曲がいいという人はソナチネを選んだ方がいいかも知れないですね。
クーラウやクレメンティなどのソナチネが済めばいよいよベートーベンのソナタが待っています。
いわゆる三大ソナタである「悲愴」、「月光」、「熱情」です。
ピアニストの憧れの曲がソナタでしょう。
つまりはそれらソナタを弾くための基礎がソナチネだということです。
そういう意味でわたしは本書をお勧めします。

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