21世紀へのチェルニー

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チェルニーの練習曲には100番から始まって50番まで段階を追ってレベルが上がって難しい曲の練習曲の役割を

果たしています。

その日の練習の始めにチェルニーの練習曲を弾くと難しい曲に対する対応力が出来、その日の練習に弾みが付きます。

そういう意味ではチェルニーは無敵です。

曲毎の練習のパターンがあってそれを見破ればその時は後ろから背中を押してくれた様な気分で練習に弾みがつきます。

そういう意味でチェルニーは無敵なのですが、何事もやり過ぎは禁物でやり過ぎると腱鞘炎などの怪我をすることもある

と筆者は警告を鳴らします。

日本古来の古典音楽の場合は演奏は師匠の「型」を盗むことで上達を図ります。

でも筆者はチェルニーは「型」ではないとしています。

その他チェルニーにまつわるエピソードが目白押しの一冊です。

本書を参考にされピアノの上達にチェルニーを練習曲に加えてみられることをお勧めします。


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