
ピアノを弾く者にとっては教えることとはピアニストとして究極の選択なのではないでしょうか。
教える教えられるの関係は双方向の関係です。
教える者はいつか遥か昔のピアノを始めた頃は教えられる立場だったはずです。
つまりはピアニストの誰もが一度は教えられる立場にはあるのです。
憧れの先生に何とか褒めてもらおうとの一心で練習に励んだはずです。
それがいつの間にか教える立場に立っている。
それまでの過程には幾千もの紆余曲折があったとしても。
本書はそういった教える側に立っているピアニストの先生方に11人ものピアニストが現役
ピアニスト教師に対して送るエールとしての本です。
どうしてピアノを教えるべきなのかその確固たる11人の信念がそこにはあります。
わたしは本書を参考にされ以降の音楽教育活動に役立ててくださることをお勧めします。

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